“たった20時間”で、できるを形にする学び方|1万時間に縛られなかった私の気づき

健康・セルフケア

「努力の仕方」がわからなかっただけかもしれない

「1万時間の法則」という言葉を聞いたとき、私は「そのくらいやればきっとできるようになるのだろう」と素直に思ってました。 だからこそ、できない自分に対して「時間が足りない」「努力が甘い」と感じてしまっていた・・・。

けれど実際は、時間の問題だけではなかったのかもしれなくて、 必要なのは“量”より“構造”だったように思います。 たとえば、知識はあっても、それをどの順番でどう使えばいいのか。 「実行に移す力」や「結果につながる工夫」といった“技術”が身についていなかったんですね。

しかも、そういったことを教えてくれる人も環境も、簡単には手に入らない。 高額なマニュアルや教材を手にしても、それが自分に合っているかどうかはわからない。 相談しながら進めたいと思っても、仕組みが整っていなかったり、自分の性格的に言い出しにくかったり── 気づけば、時間だけが過ぎ、成果が見えないことで自信を失ってました。

そんな中で出会ったのが、「たった20時間」でスキルを身につけるという、とても現実的な学習法。 これは、今までの「やるべきこと全部」ではなく、「やるべきことだけ」に集中するという発想。 そして、できるようになるまでの“最初の壁”だけにフォーカスするというもの。

1万時間は否定しない。ただ、それが必要な場面は限られている

「20時間あればできるようになる」という言葉を聞いて、「そんなに早く?」と思うかもしれません。 でも、これは「20時間で完璧になれる」という意味ではなく、 「最低限、形になるところまでは誰でもたどり着ける」という考え方です。

たしかに、スポーツの世界や職人の技術など、 極めるためには1万時間かける価値がある分野もあります。 でも私たちが日常で求めるのは、もっと現実的な“できるようになる”レベル。

たとえば、 ・Zoomで自分の意見を伝えられるようになる ・スマホで動画を編集して投稿できるようになる ・ブログ記事をひととおり書けるようになる ──そんな「必要十分」なスキルです。

これらは、20時間の集中と工夫で驚くほど手が届きます。 実際、私は文章構成やAI活用といったスキルを、 この“短期集中+実践重視”の方法で身につけてきました。

うまくいかないとき、「自分にはセンスがない」と落ち込みがちですが、 必要だったのは“センス”ではなく、“正しい量と順番”だったのかもしれません。

最初の20時間に集中するだけで、“できる自分”に出会える

「最初の20時間に集中する」というのは、心理的にもとても大きな意味があると思います。

なぜなら、最初に訪れる“できない感覚”が、 一番やる気を奪ってしまうからです。

例えば、ギターを練習しても音がうまく出なかったり、 新しいソフトを触っても何がどこにあるのかわからなかったり。 「これ、向いてないかも」と感じてしまうのは、 たいていこの“はじめの段階”です。

でも、ここを乗り越えるための具体的な戦略が「20時間学習法」にはあります。

・本当に必要なスキルだけを絞り込む ・練習前にリサーチと分析をしておく ・環境を整えて、時間をあらかじめ確保する ・繰り返しと試行錯誤を前提にする

こうした手順を踏むことで、「自分には無理かも…」という気持ちを減らし、 「やればできそうかも」に変えることができます。

たった20時間、でもその20時間を本気で取り組む。 すると、予想以上に“できる自分”と出会うことができるんです。

AI時代の学び方には、ひとりじゃない“安心感”がある

今は、学び方そのものが大きく変わってきています。

私が何かを学ぶとき、今はまずAIに質問してみるのが当たり前になりました。 「こういう目的なんだけど、どういう順序がいい?」 「このやり方で合ってる?」 「こういう場合は、どう考えたらいい?」

以前なら、本や検索をひたすら調べて、それでもわからずに立ち止まっていたことも、 AIとのやりとりでスムーズに前に進めるようになりました。

もちろん、すべてが正解とは限りませんが、 「壁にぶつかったとき、すぐに相談できる」というだけで、 学ぶことへのハードルはぐんと下がります。

しかも最近は、「あなたは○○の専門家として答えてください」と伝えることで、 より自分に合ったサポートが返ってくるようになってきました。

これは、まさに“学びのパートナー”がそばにいる感覚。 AI時代の学習には、ひとりじゃないという安心感があるんです。

“たった20時間”を、どう日常に組み込むか? 無理なく続ける工夫

「20時間」と聞くと、なんとなくまとまった時間が必要に感じるかもしれませんが、 実は、1日30分〜1時間程度でも十分なんです。

たとえば1日30分なら、週5日で月10時間。 これを2ヶ月続ければ、20時間になります。

しかも、集中できる時間は短くても良くて、 「毎日少しずつ続けられる仕組み」があればいい。

私の場合は、 ・やる時間を決めておく(朝起きてすぐ/寝る前など) ・タイマーを使って“集中の儀式”をつくる ・成果をノートにメモして「前進している感覚」を可視化する

こういった小さな工夫で、続けやすさはぐっと上がります。

また、AIとのやりとりを習慣化すれば、 「今日はこれについて試してみよう」と自然に学びの流れができるので、 飽きずに続ける助けにもなります。

“たった20時間”は、思った以上に「今の生活の中」に組み込める。 だからこそ、特別な環境や時間がなくても取り組めるんです。

“できるようになる”って、思っていたよりずっと身近だった

私たちはよく、「何かを始めるには覚悟が必要」と思いがちです。 でも実際は、“やってみたら案外できた”という経験の方が、ずっと多かった気がします。

最初から完璧を目指さなくてもいい。 ほんの少しの前進が、次の一歩をラクにしてくれる。

そうやって、「あ、自分にもできたかも」と思える体験が積み重なると、 自然と“学び続けられる自分”になっていきます。

この感覚こそが、20時間学習法の最大の魅力だと思うんです。

“できるようになる”って、 実は「すごい人だけのもの」じゃなくて、 「やり方とタイミングが合えば、誰にでも起こること」なんですね。

今はAIの助けもあって、ひとりで抱え込まずに進める時代。 学ぶことを、もっと気軽に、もっと自由に捉えていいんだと実感しています。

まとめ|たった20時間で、思っていた“自分の限界”を超えていく

学ぶって、本来はとても自由なことなのに、 いつの間にか「ちゃんとやらなきゃ」とか「結果を出さなきゃ」と、 自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていた気がします。

でも、「20時間学習法」は、そんな私に“やってみる”きっかけをくれました。 「全部じゃなくていい」「最初の壁だけ超えよう」──その考え方が、すごく救われたんです。

完璧じゃなくてもいい。うまくいかない日があっても大丈夫。 少しずつ、自分のペースで「わかってきた」「できてきた」と思えることが増えていく。 それって、すごく嬉しいし、何より自分自身を前向きにしてくれました。

そして今は、AIという心強い味方もいます。 質問してもいいし、相談してもいい。 「こんなことが知りたい」「これで合ってるかな?」──そんなやりとりが、 あなたの学びを優しくサポートしてくれます。

そしてもうひとつ大切にしたいのが、「楽しみながら進める」という視点です。 真面目に頑張るだけでなく、遊び心を持って、 「これって面白いかも」「今日はこんなふうに工夫してみよう」── そんな“楽しさ”があると、学びはもっと豊かになります。

もし今、「やってみたいこと」があっても一歩踏み出せないなら、 ぜひ“たった20時間”のチャレンジを、自分にプレゼントしてあげてください。

無理のないペースで、できることから。 ほんの少し勇気を出すだけで、きっと「思っていたより、できたかも」という体験に出会えるはずです。

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