今日は、AIと長〜いやり取りをしてました。
何時間もパソコンの前に座って、コーヒーを片手に…。ふと時計を見たら、もうお昼を過ぎてて「え、そんなに経ってた?」って驚くくらい。
今回のテーマは、「自分仕様の文章の型を作る」。これまでも記事を書くたびにAIに指示を出して文章を作ってもらってたんですけど、テーマごとに細かく条件を変えるので、その都度修正作業が発生してました。文章の雰囲気が微妙にブレたり、区切り方が単調になったり…って感じ。
もちろん、それでも記事にはなります。けど、記事を何十本と書くうちに「この調整の時間、もったいないな…」と思い始めたんですよね。できれば最初から、自分らしい文章が安定して出てくる形にしたい。
で、思いついたんです。「これ、テンプレ化してしまえばええんちゃう?」って。
型を作るきっかけと準備
最初にやったのは、自分の文章の特徴を洗い出すこと。会話調で、関西寄りの標準語。ときどき自虐やノリツッコミを入れて、最後は少し含みを持たせて終わる──これが僕の基本スタイルですよね?
次に、記事の構成を固定化。導入、本文の展開、まとめ、この流れを崩さずにテーマごとに差し替えできるようにしました。さらに、段落の長さや改行リズムも指定。短文と中〜長文を交互にして、読みやすさとリズムの変化を両立させるためです。
加えて、表現のルールも細かく。たとえば「比喩は身近な例を」「専門用語は言い換え優先」「重要な一文は単独行で視線を止める」。こういう小さなルールの積み重ねが、仕上がりの“自分らしさ”を担保してくれるんですよね。
そして、最後に必ず「軽い逆方向の一言」を入れる設定も加えました。真面目に締めた後にふっと笑えるような一言。読者の肩の力を抜いて、文章全体の印象を柔らかくしてくれます。――これ、大事。
差し込み式テンプレのテストと発見
テンプレができたら、早速テスト。条件を全部書き込んで、その最後に「本文テーマ」と「入れたい自分のエピソード」を差し込むだけ。いわゆる“差し込み式”。
試してみたら、ほぼ一発で自分らしい文章が出てきました。しかも、いつも手直ししていた区切りや言葉選びも、ほとんど修正不要。あ、これはいけるな…と。
このときの感覚は、正直ちょっと感動モノでした。「おお、これなら記事作成のストレスが一気になくなるやん!」って。作業時間も半分以下になって、気持ちの余裕まで増える。締切前の“あの感じ”が和らぐのは、精神衛生に効きますよね。
副産物として、見出しの付け方や段落の粒度も安定。読者がスクロールしたときの視認性が上がって、離脱率も下がりそう…って手応えでした。
過去の苦労と比較して
思えば、過去には何度も「文章の型探し」をしてきました。他人の記事を参考にしてみたり、自分でゼロから試行錯誤したり。けど、どれも最終的には微調整が必要で、完全に満足することはなかったんです。
“今日の気分”に引っ張られて、語尾が硬くなったり、逆に砕けすぎたり。導入が長くなって結論が遅れる、なんてこともありました。読者から見たら「読みづらい日」があるのはもったいないですよね?
今回のテンプレは、その「微調整地獄」から解放してくれました。もちろん、テーマによっては細かく手を入れることもありますが、それは“遊び”の範囲。ベースの形は崩れないので、記事全体の品質は安定します。書き手のストレスもグッと減るし、結果として投稿頻度も上がる、といういい循環。
読者にも応用できる話
この方法、実は文章だけじゃなくて他の作業にも応用できます。例えば、プレゼン資料の構成、メールの書き方、動画台本づくり…全部「型」を作ってしまえば、作業効率は格段に上がります。
あなたも「毎回ゼロから考えてるな」と思う作業、ありませんか?もしあるなら、一度テンプレ化してみてください。最初は手間がかかりますが、一度作ればその後はラクになります。テンプレは一回作れば“資産”になりますから。
コツは、小さく始めること。完璧な型をいきなり目指さず、まずは「導入・本文・まとめ」の3ブロックだけでもOK。使いながら、足りない要素や言い回しを後から足していく。運用しながら育てた型は、現場でちゃんと動くんですよね。
型と自由のバランス
ただし、型に頼りすぎると、文章が機械的になったり、面白みがなくなったりすることもあります。だから僕は、「型を使う日」と「型を崩す日」を分けています。型を使う日はサクッと仕上げ、崩す日は自由に遊ぶ。――この切り替えが、文章を書くモチベーションを保つ秘訣。
たとえば、忙しい平日はテンプレをフル活用。週末はあえてルールを外して寄り道する。寄り道で拾った比喩や言い回しを、翌週テンプレに逆輸入してアップデート。こうすると、“型の鮮度”が落ちにくいんです。
結局のところ、型は“縛り”じゃなくて“土台”。土台があるからこそ、安心して跳べる。ジャンプ台みたいなものですよね?
まとめ
今回作った差し込み式テンプレは、本当に便利な仕組みでした。何より、自分らしさを損なわずに作業効率を上げられるのが嬉しい。これまでの「作って→修正して→また作って…」という無限ループから抜け出せました。
あなたなら、どんなテーマで“自分仕様の型”を作りますか?一度作ってしまえば、あとはネタを差し込むだけ。これはきっと、あなたの作業にも小さくない革命を起こすはず。
…でもまあ、気分次第で「今日は型なんて無視して好きに書くわ」って日も、間違いなくあるんですけどね〜。

