「自分の時間がほしい」のは当たり前。「後回し癖グセ」を超える、“環境整備”が肝心な理由

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「一番何が欲しい?」って聞かれたときに、「お金」でも「出世」でもなくて、 「自分の時間」「やりたいことをやる時間」って答えてしまう自分がいる。 そんな経験、ありませんか?

僕自身、30代のころに結婚して、子どもが生まれて、仕事も責任が増えて… 毎日がほんまに必死やった。気づけば寝る時間も削られて、 「今日はこれだけで終わったな」って、なんとも言えん疲労感だけが残る日々。

そんな中で、ずっと思ってたんですよね。 「やりたいことあるのに、何で自分の時間がないんやろ?」って。 でも、いざ時間が少しできても、なぜか動けない。 やりたかったはずのことが、なぜか後回しになる。

気づけば、また同じような1日が過ぎてて、 「なんで俺はここまでやらへんかったんやろ…」って、 自分を責めてしまったり。

昔から、「追い込まれないと動けないタイプやな」ってわかってはいたけど、 それでも「もう少し何かできたんちゃうか」って、 つい過去の自分を責めるクセが抜けなかったんですよね。

でも最近思うのは、 人って、「やりたいことがあるかどうか」だけやなくて、 それを「やれる環境が整ってるかどうか」が、ものすごく大事やってこと。

時間がないことよりも、「自分で自分の環境を整える力」がないと、 どれだけ余裕ができても、やっぱり後回しになるんやなって、痛感しました。

今回は、そんな“後回し癖”に悩んでた僕自身の経験もふまえて、 どうすれば「自分の時間」をちゃんとつくれるのか。 しかも、毎日バタバタの中でもできる、 ちょっとした「仕組み」と「環境づくり」の工夫について、紹介したいと思います。

「締め切りの力」を味方にするスケジュール術

僕な、昔から「ギリギリにならんと動かれへんタイプ」なんですよ。 学生のころもそうやったし、今でも「あ、もう時間ないやん!」ってなってから急にエンジンかかることが多くて。 ほんとは余裕もって動きたいんやけど…気がついたら後回しにしてまう。 そんな自分にずっと悩んでたんですよね。

けど、ある時見かけた記事で、「締め切りを先に決めて、そこから逆算するスケジューリング」っていう考え方を知って、ちょっと試してみたんです。 これが案外ハマりまして。

やり方はシンプルで、「この日・この時間までに終わらせる」って先に決めるんです。 たとえば「木曜の夜10時までにブログ1本書く」とか、「21時〜22時は読書タイム」とか、予定表に書き込む。 で、その時間以外はもう何もしない。むしろその時間しかやらん、くらいに決めてしまう。

不思議なんですけどね、そうやって“締め切り”を自分に課すと、 気持ちが切り替わるんですよ。 「その時間になったらやるしかない」ってスイッチが入る。

最初は「そんなにうまくいくわけないやん」って思ってたけど、 やってみたら1時間でやろうと思ってたことが意外と集中して終わったりする。 あれこれ迷うヒマもなくなるし、逆に「もっと早くやっとけばよかったな」って思うこともあるくらい。

たぶんこれは、「自分の中のエンジンをどうかけるか」って話なんですよね。 待ってても勝手には動かへん。 せやけど、“締め切り”っていう仕掛けを入れるだけで、動き出せるようになる。

僕はこれを「デッドラインスケジューリング」って呼んでるんですけど、 この仕組み、ほんまにおすすめです。 自分のペースをつくるために、あえて「締切プレッシャー」を仕込む。 その緊張感が、逆に「自分の時間」を守るための武器になるんです。

後回し癖を防ぐ「環境整備」3ステップ

自分の時間が欲しい、やりたいことがあるって思ってても、 なかなか取り組めへんことって、ほんまに多いですよね。 でも、その原因って「気持ちの問題」だけじゃなくて、 実は「環境が整ってへん」ってのが大きいんちゃうかなって最近よう思います。

僕自身、時間がないと思ってた時期に、よくよく見直してみたら、 「そら、こんな状態でできるわけないわな」って環境だったんですよ。

たとえば、やろうと思ってた作業机の上が散らかってたり、 スマホの通知がピコンピコン鳴ってたり、 そもそも“何をするか”すらハッキリしてなかったり。

そういうのって、ちょっとずつ「やらへん理由」になっていくんですよね。

そこで僕が意識するようになったのが、次の3ステップ。

① やることを「可視化」する
まずは、頭の中にある「やらなあかんこと」を紙でもスマホでもいいから書き出してみる。 僕はノートに“今日やりたいことリスト”を書くようにしてるんですけど、 書くだけで「あぁ、これくらいならいけそうやな」ってなること、けっこう多いです。 漠然とした不安が整理される感じですね。

② “やりにくさ”を物理的に潰す
やろうと思ったら、すぐできる状態をつくる。 僕の場合は、 ・作業する場所を固定する(リビングではやらない) ・使う道具をあらかじめ準備しておく ・スマホ通知はタイマー中は完全オフにする このあたりを徹底しました。 「やるための準備がいらない状態」って、ほんまに大事です。

③ 習慣化して“考えずにやる”状態をつくる
毎日決まった時間に同じことをやる。 たとえば「夜9時〜9時半は読書」とか、「朝の15分は日記を書く」とか、 最初はちょっと面倒でも、慣れてきたら“自動的にやる流れ”ができてくる。 僕もいまは、「あ、もうこの時間か。ほな○○やろか」って感覚になってます。

この3ステップを組み合わせるだけで、 「やらなあかんのにできひん」っていう負のスパイラルを抜け出せる実感がありました。 ほんま、ちょっとしたことで変わるんやなって思います。

自分を責めず、仕組みでカバーするという考え方

昔の僕は、「なんでこんなにやれへんのやろ」「なんでこんなに後回しにしてまうんやろ」って、 気づけば自分を責めてばかりでした。

「また今日もできへんかったなぁ」とか「ほんま、意志弱いなぁ」とか、 言葉に出さんでも、心の中でブツブツ言うてたこと、何度もあります。

でもあるとき、「それって意味あるんかな?」って思ったんですよ。 自己反省って大事やけど、それがただの“自己否定”になってしまったら、 結局また落ち込んで、余計に動けんくなるだけやなって。

そもそも、「やる気が出ない」とか「気が乗らない」とかって、 意志の強さだけの問題ちゃうんですよね。 体が疲れてることもあるし、頭がパンパンになってるときもある。

仕事でも家庭でも、いろんなことが絡み合ってて当然やし、 完璧にできるわけないんです。

だから僕は、「できへん時の自分」も想定しとこうって思うようになりました。

たとえば、

  • 無理な日は、思いきって“休む”をスケジュールに入れる
  • 「5分だけやってみる」でハードルを下げる
  • 誰かに協力してもらう・外注するという選択肢も用意しとく

こんなふうに、先に「調子が悪い時でも続けられる仕組み」を組んでおくんです。 これがあるだけで、「できなくてもいい」「でも、ちょっとでも進められたらOK」って思えるようになる。 その気楽さが、逆に「やってみようかな」って気持ちを引き出してくれるんですよね。

仕組みが整えば、自分の意志力をそんなに使わんでも、自然と前に進める。 それに気づいてからは、「自分を責める」んじゃなくて、「自分に優しくする仕組みをつくる」ことを大事にするようになりました。

まとめ:仕組みが変われば、自分の時間は取り戻せる

「やりたいことがあるのに、できない」 「やろうと思ってたのに、今日もできなかった」 そんなふうに、自分のことを責めてしまう気持ち、ようわかります。

でも、そこで必要なのは“気合い”や“根性”じゃなくて、 ちゃんと動ける「仕組み」と「環境」やと思うんです。

時間って、あるかないかじゃなくて、どう使うか。 そして、「どう作っていくか」の方が大事。

そのために今日お伝えしたのは、こんなステップです:

  • 自分で「締切」を決めて動くデッドラインスケジューリング
  • 可視化・物理的な整備・習慣化で“後回し”を減らす環境づくり
  • 調子が悪い日も想定した“自分に優しい仕組み”を整えること

この3つの土台があるだけで、 「やりたいことができる自分」に少しずつ近づけると思うんです。

僕もまだまだ試行錯誤中やけど、 自分の時間を取り戻したい、やりたいことを後回しにしたくないって思うなら、 まずは1週間、「夜の30分だけでも自分のために使う」って決めてみるのもええと思います。

大きな変化じゃなくていいんです。 でも、小さな行動が、確実に未来を変えてくれます。

「自分の時間がない」と思ってたあの頃の自分にも、 「やれる環境をつくれば、未来はちゃんと変わるよ」って伝えたい。 今、この記事を読んでくれているあなたにも、同じことを届けたいです。

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