副業の途中で、スマホを忘れた日
ある日の午後、夜勤に向かう準備をしているときのこと。
家を出て、駅に着いてから、ポケットにスマホがないことに気づきました。
一瞬、ヒヤッとしたような気持ちになりましたが、不思議と「まあ、なくても大丈夫か」とすぐに切り替えられたのです。
なぜなら、以前から「スマホを忘れたらどうしよう」ではなく、「たまにはスマホなしで過ごしてもいいかも」と思っていたから。
スマホがなくて困ったこと、実はほとんどなかった
この日、少し不便だったのは「歩数計アプリが使えなかったこと」くらいでした。
日々の健康管理の一環として、スマホのアプリで歩数や活動量を見ていた私にとっては、ちょっと残念。
でも、それ以外で困ったことは特になく、むしろ「スマホがないこと」そのものが、気持ちの余白を生んでくれました。
休憩中にスマホがないと、何をする?
仕事の休憩時間、普段ならついSNSを開いたり、ネットニュースを見たりして過ごすのですが、この日はそれができません。
代わりに、テレビの音に耳を傾けたり、同僚とちょっとした会話をしたり。
それだけで、時間の流れ方がいつもと違うことに気づきました。
何となく過ぎていく休憩時間ではなく、自分の「今ここ」に意識を向けられたような気がします。
画面の向こうじゃなく、目の前の世界に目を向ける
ふと、休憩室を見渡すと、ほとんどの人がスマホを見つめていました。
その姿は、今の時代の象徴でもあるけれど、少し寂しさも感じてしまいます。
「こんなにも、みんな同じ姿勢で画面を見ているんだな」
そう思ったとき、スマホがないことで、逆に周囲に気づけたことが増えたことに気づきました。
スマホが“時間泥棒”になっているかもしれない
スマホがあると、つい手に取ってしまう。
目的もなく画面をスクロールして、気づけば10分、20分と時間が過ぎていた…。
そんな経験、ありませんか?
私自身、スマホの使用時間を見返して「こんなに使っていたんだ」と驚いたことがあります。
この日、スマホがなかったおかげで「自分の時間の使い方」について改めて考えることができました。
不便=不快ではない
今回の体験を通して実感したのは、「不便だからと言って、不快とは限らない」ということ。
確かにスマホがあれば便利ですが、なくてもやっていける。
むしろ、意識的にスマホから離れてみることで、心が整うこともある。
そんな“スマホデトックス”の効果を、自然と体験できた日でした。
スマホとの上手な付き合い方を見つけるヒントに
今回の気づきは、副業や生活においてもとても大切なことだと感じています。
例えば、SNSの発信や情報収集に追われる中で、
「本当に必要な情報だけに集中する」「スマホを見る時間を区切る」など、
自分なりのスマホルールを持つことが、心の余裕につながるかもしれません。
自分の時間を、自分で取り戻す
スマホなし生活を通して思ったのは、
「もっと自分の時間を、自分の手で取り戻していいんだ」ということ。
誰かからの通知や、タイムラインに流れる情報に振り回されるのではなく、
自分が本当に必要としている時間の使い方を選んでいく。
それが、より豊かに生きることにもつながるのではないでしょうか。
おわりに
スマホがないことで、かえって気づいた「今を感じる」ことの大切さ。
もしあなたも「ちょっとスマホ疲れしているかも」と思ったら、
意識的にスマホを手放す時間をつくってみるのもいいかもしれません。
小さなきっかけが、大きな変化を生むこともあります。
それが、自分を大切にする一歩につながるなら、きっと意味のある時間になるはずです。



コメント